

シーズン12が開幕してから約2週間が経ちました。
キャラクターにも調整が入り、戦場に変化をもたらしています。
今回は、そんなキャラクターの変更点を改めて確認し、どんな変化が生まれていくのかまとめました。
前回、武器編を投稿したので良かったらそちらもチェックしてみてください。
【Apex】シーズン12の変更点と戦場変化 武器編
目次
マッドマギー

マッドマギーは今シーズンに新たに追加されたキャラクターです。
壁の裏にいる敵にダメージを与えることができるドリルを発射するアビリティを持っています。
また、ライトマシンガンを強化するアビリティを持つランパートのようにショットガンを持つとマッドマギーの能力が上昇します。
アルティメットも他にはない面白い特徴を有していますので細かくみていきます。
まずは、パッシブスキルから見ていきます。
パッシブスキルとは、アクションを起こさなくても自動で発動する能力のことを言います。
ブラッドハウンドの痕跡を見ることができる能力がそれです。
マッドマギーのパッシブスキルはショットガンを持っている間だけ移動速度が上昇します。
また、敵にダメージを与えると与えた敵を一瞬だけ可視化します。(ブラッドハウンドのスキャンを当てたような状態になる)
移動速度上昇に索敵スキルも合わさり、かなり強力なパッシブスキルと言えるでしょう。
しかし、実際は無駄に足が速くなり、逆に当てづらいです。また、索敵能力のほうも一瞬すぎてあまり意味をなしていないのが現状です。
次に、戦術アビリティを見てみます。
戦術アビリティはアクションボタンを押し、発動するスキルのことを言います。
使用後に短いクールダウンを挟みます。
ブラッドハウンドのスキャンがこれです。
マッドマギーの戦術アビリティは障害物の裏にいる敵にダメージを与える炎を噴出するドリルを発射します。
貫通できる厚さは12mで直撃すると5ダメージ、14秒間炎を出し続け、まともに食い続けると130ダメージ入ります。
私の中ではこの能力は非常に革命的かつ強力なアビリティだと思っています。
今まで、何をしても障害物を貫通してダメージを与えることができませんでした。
だからこそ、細かい射線切りが活きたり、ドアロックというテクニックが生まれたりしました。
このアビリティはそれらを全て無効化し、敵にダメージを与えることができるのです。
そして、私が最も驚いたことは、ジブラルタルのドームシールドすら貫通してしまうことです。
今までドームシールドは何も通すことはなく、例え何もない平原のど真ん中であっても無理やり障害物を生み出すことができました。
だからこそ、ジブラルタルは高い需要を維持しています。
なので、マッドマギーが流行ることがあれば、ジブラルタルは息ができなくなってしまうと考えていました。
しかし、新キャラが流行ることは滅多になく、当然今回も使用者は少ないです。
なので、ジブラルタルはバリバリ現役で活躍中です。
最後に、アルティメットを見ていきます。
アルティメットとは、能力の切り札に当たる大技です。
画面下中央に表示されているのがアルティメットです。
ブラッドハウンドでいうと、ハンティングビーストがこれに当たります。
マッドマギーのアルティメットは敵に向かって転がっていくでかい球を発射します。
敵の付近まで転がると爆発し、20ダメージを与えます。
このでかい球は、転がっている最中にスピードブーストパッドを設置していきます。
これを踏むと敵味方関係なく、移動速度が上昇します。
つまり、敵との距離を一気に詰める時に使うアビリティということです。
アルティメットアビリティは攻撃系か補助系のどちらかに分かれるのですが、マッドマギーのアルティメットは補助系のようです。
先ほど紹介したパッシブと合わせれば、かなり早い速度で移動することができます。
アビリティを総合的に見れば、前線を張って戦うタイプのキャラクターということがよくわかります。
新キャラは大概が戦場で通用するだけの能力を有せず生まれてきますが、今回も今ひとつですね。
まず、ショットガンで詰めるなんて選択肢が取れる状況が少ないのでパッシブを生かしづらい。
そして、ドリルが地味にまっすぐ飛んでくれないのでしっかり狙わなければいけない。
極めつけが、ウルトのボールが遮蔽物や地面がデコボコしていると敵めがけて転がっていかない。
詰めアビリティは、こんな不安定なものより安定して便利なキャラが他にいますのでわざわざマッドマギーを使おうとは思わないです。
ということで、現状はいつものことながら強化待ちですね。
クリプト

クリプトはドローン操作中に動けなくなるという特徴ゆえ、上級者向きの非常に扱いが難しいキャラクターです。
ドローン操作中も出来ることといえば、敵の位置を味方に知らせることくらい。
味方を信頼していないと成立しないため、一般プレイヤーのピック率は高くありません。
そんなクリプトですが、いくつか強化が入り、ドローンの新しい使い方が追加されました。
まず、ドローンの操作中にHPやキルログを確認できるようになりました。
これでドローン操作中でも戦況が把握しやすくなりました。
逆に今までなぜできなかったのか疑問なほどあって当然な能力な気がしますが、今回のアプデで変更されて良かったです。
次に、ドローンの検知範囲が広がりました。
今までは、160度だった検知範囲が240度まで広がりました。
これは純粋な強化と言えるでしょう。
索敵範囲が広がれば、アルティメットも当てやすくなると思います。
索敵が主なお仕事であるクリプトがより仕事しやすくなったので、クリプト使いは喜んでいるでしょう。
次に、新たに追加された能力?です。
アビリティを一回押しすると進行方向に向かって一直線にドローンを飛ばすことができます。
これを使うとドローン操作することなく敵に向かってドローンを飛ばし、そのままリブートまで持っていくことができます。
今まで、一度ドローン操作画面に行き、敵のところまでドローンを操作し、リブートを使用するという流れでした。
これでは、接敵する時にどうしてもひとりだけワンテンポ遅れてしまっていました。
特に戦況を客観的に見れなかったのが痛かったです。
しかし、これからはドローンを敵目がけて投げることができるので味方に遅れることなく、戦闘に参加できるようになりました。
この仕様変更のおかげで、操作難度が一気に下がり、初心者でもギリ扱える程度にはなったと思います。
それでも依然として他と比べると難しいままではあります。
ちなみに、ドローンを投げた位置から動かなければ、ギリギリリブートの範囲外になります。
また、今までのドローン操作画面には長押しすることで移行できるように変更されました。
最後に、これらの強化とのバランスを取るためかドローンの耐久値が60から50に減りました。
ドローンを操作している時は、蛇行して飛ばすためもともとダメージを貰いづらかったのですが、今回追加されたドローンの飛ばし方では、動きが読めるため破壊しやすくなりました。
加えて、耐久値が低下したことにより追加された方のドローンの出し方は状況をよく見てから使う必要があります。
コースティック

コースティックは、非常にシンプルかつ強力なアビリティなため、初心者にも大人気なキャラです。
しかし、今回のアプデでとんでもない弱体化が入ってしまったため、使用者が激減しました。
まず、ガストラップが破壊可能になりました。
耐久値はわずか150。
破壊されたガストラップはこれまたわずか2秒だけ残りカスを置いていき、消滅します。
今までのガスは発動させてしまえば、12秒間ガスを撒き散らし続けるという凶悪極まりないアビリティでした。
狭い出入り口に置いておけば、そこを12秒間誰も通すこと許さず、ガスを撒き散らしているため、目隠しの効果もありました。
おまけにダメージまで与えてくれるという優れものだったのです。
建物内に籠るには打ってつけの化け物で、こいつがいるというだけでダウンを取っても攻めきれないなんてことが幾度もありました。
しかし、今回の変更により、これら全て出来なくなります。
またこれだけでは飽きたらず、ガスを吐き出す時間を12秒から11秒に減らされました。
発動直後に破壊されてしまったら3秒もガスを発することなく無くなってしまいます。
万が一、壊されなくても11秒後には消えてしまうようになりました。(正確には11秒間ガスを出し続け、出たガスは2秒間漂い、その後完全に消失します。)
何より、ガストラップは敵の侵入をその身を持って物理的に拒む能力が厄介だったにも関わらず、その最大にして最強のアビリティが無くなってしまった彼にはほぼ魅力が残っていません。
クールダウンが終わる前に全てのガスを破壊されてしまったら、彼はただの大きめな人になるだけだからです。
こんな状態になってしまった彼を使い続けるのはマッドサイエンティストか変態のどちらかしかいないので、彼を完全に見かけなくなる日は近いですね。
そして、彼の弱体化によって彼のライバルで同類キャラであるワットソンが増えています。
今まで、ナワバリを確保しながら戦っていく戦術を採用してきたパーティは全員ワットソンを選択するようになります。
そして、それに伴ってカウンターアビリティを持っているクリプトが強化も相まってピック率がこれから上昇するかもしれません。
今回の変更もたくさんの変化生んでくれて、また新しいApexを楽しめそうですね。