

ついにシーズン6が開幕しました。
新キャラに新武器といろいろと追加されましたが、既存キャラの修正も無視できません。
今回は、既存キャラの修正内容とその影響についてまとめました。
目次
変更点まとめとその影響

ブラッドハウンド
◆変更点まとめ
まず、今までもウルト使用中に敵をダウンさせるとウルトの時間が延長されていたのですが、今回のアプデでその延長時間が増加しました。
具体的には5秒~15秒延長され、ウルトの残り時間に合わせて延長される時間が決まります。
これにより、多少戦闘が長引いても最初から最後までウルトを使い続けることができるでしょう。
次に、ウルト使用中にソナーを使うと通常時の2倍の速さで発動できるようになりました。
さらに、ウルト中はソナーの再使用時間が6秒に大幅短縮されました。
敵を検知すると4秒間映し続けるのでソナーを当て続ければ、戦闘中はほぼリアルタイムで敵の位置を把握することができます。
そして、意外にもパスファインダーの特権だった調査ビーコンを使用できるようになりました。
エリアの位置は非常に重要な情報なので、ブラッドハウンドを選択する理由のひとつには十分でしょう。
◆今後の影響について
ブラッドハウンドは大幅な強化が入りました。
これまでもブラッドハウンドは少しずつ強化を重ねていて、シーズン5には十分他キャラと遜色ないくらいのキャラにはなっていました。
そこにこの大幅な強化がやってきたので、ピック率は1位2位を争うレベルまで上昇することは間違いありません。
ただ、現状の強キャラで部隊を編成しようとするとおそらくレイス、レヴナント、ブラッドハウンドになります。
これはバランスの良い編成とは言い難く、プレイヤーたちはより戦いやすい編成を模索し始めます。
ポータルの重要性を理解していれば、レイスが編成から外されることは基本的にはないでしょう。
であれば、レヴナントかブラッドハウンドを他キャラに置き換えるという選択肢になります。
そこで選択されるのは、ジブラルタル、ライフライン、コースティック、クリプトでしょう。
つまり、今までメタ編成と呼ばれていた完全に安定した編成はなくなり、いろいろな編成の部隊が混在することになります。
運営が目指しているピック率の差を縮めるという目的が果たされつつありますね。
前シーズンではレヴナントのウルトを特に注意しておけばよかったですが、これからは様々なキャラの戦い方を知っておき、注意しておく必要があります。
Apexのキャラ編成の考え方【3つの役割】
クリプト
◆変更点まとめ
まず、ドローンを使ってリスポーンビーコンを使用できるようになりました。
今まではプレイヤーが直接リスポーンビーコンまで行き、起動させなければいけなかったですが、離れた位置から安全に起動させるようになったのです。
これにより、よりリスクを負わずに蘇生のチャンスを掴めるようになったので大きく強化と言っていいと思います。
次に、ドローンで調査ビーコンも使用できるようになりました。
ドローンで使用可能なので、安全に次のエリア情報を入手できます。
こちらも移動の手間とリスクを最小限に抑えることで生存率を上げることができるでしょう。
そして、ドローン本体のヒットボックスが大きくなり、体力が2倍になりました。
HPの増加で壊されづらくなったとはいえ、当てられやすくもなったので強化なんか弱体化なのかは何とも言えません。
ただ、ドローンに対しても与ダメージ量が表示されるようになったので壊すストレスは減ったように思います。
中でも私が最も注目した変更点は、EMPの爆風によるスロー効果を味方にも適用されるようになったことです。
さらに、今までレブナントのウルト使用中(シールドが無効状態)は敵味方ともに効果がなかったのですが、これからはスロー効果は受けるようになりました。
これも非常に重要な変更で今後の戦力に大きく影響することでしょう。
◆今後の影響について
クリプトも大きな変更がありました。
ドローンで2つのビーコンを使用できるようになったので、一見強化が入ったように思いますが私は若干弱体化かなと思います。
それは、変更点の最後に挙げたウルトの使用によるスロー状態を味方にも与えるという変更がかなり大きい弱体化だからです。
今まで、クリプトの最も定石だった戦い方は味方がレヴナントのウルト使用状態で突っ込み、そのタイミングに合わせてEMPを使用するというものでした。
これなら、シールド無効状態でも敵のアーマーを50削った状態なのでダウンを取りやすく、スロー状態も与えているので逃すこともなかったのです。
しかし、味方にもスロー状態を与えてしまうとレヴナントのウルト発動音を聞いた瞬間にほとんどのパーティは逃げてしまうのでそれを効果的に足止めできず、逃げられてしまう確率があがってしまいました。
もともと上級者向けのキャラで初心者には扱えないキャラとして有名ゆえピック率はそこまで高くありません。
この変更で一時はピック率が上がるでしょうが、すぐにまた使われなくなります。
連携をうまく取れる上級者たちは今後も使っていくと思いますが、この変更でまたクリプトの敷居は高くなったと言っていいでしょう。
ただ、工夫をすればこれまでの戦略が全く使えなくなったわけではないのでクリプトがいるパーティにはEMPと合わせた影アタック(レヴのウルト凸)には十分に気を付けましょう。
パスファインダー
◆変更点のまとめ
調査ビーコンを使用するたびに10秒ずつウルトのクールタイムが短縮されるようになりました。(最大で60秒)
◆今後の影響について
これは実質、弱体化したと言っていいでしょう。
調査ビーコンの使用は今までパスファインダーの特権だったのにも関わらず、他キャラでも使えるようになったしまったので個性をまた一つ失った形です。
ジップラインは非常に強力ですが、もともと回転率は悪くなかったのでさらに早くなったところで使う場面がありません。
昔のパスファインダーはひとりで敵を全滅させられるほどのポテンシャルを持っていたので弱体化は覚悟していましたが、ここまでの仕打ちをうけてしまうとはパス使いにはこたえるでしょうね。
レイス
◆変更点のまとめ
ウルトのクールダウン時間が2分30秒から3分30秒に増加しました。
◆今後の影響について
意外と重要な弱体化ですね。
ポータルは非常に使い勝手がいいアビリティなので、回転率低下は痛いです。
できるだけ常にポータルを出せるようにしておきたいので、今後は意識的に促進剤を持っておくようにしておきましょう。
しかし、レイスのポータルが使い物にならなくなるくらい弱体化が入らない限り、ピック率NO1の座から落ちることはないでしょう。
レヴナント
◆変更点のまとめ
デストーテムに戻ってきたから2秒間はレイスのポータルを使用できなくなりました。
◆今後の影響について
影響はないです。
レイスのポータルでの即時前線復帰対策なのでしょうが、2秒ではたいして変わりません。
もしくは、戻された直後に誤ってポータルに入ってしまうことを防ぐためかもしれません。
オクタン
◆変更点のまとめ
回復中にも興奮剤を使えるようになりました。
◆今後の影響について
強化には違いありませんが、もともとのポテンシャルの低さからこの程度の強化ではピック率が上がることに繋がることはないでしょう。
なので、影響はありません。
ローバ
◆変更点のまとめ
ウルトのクールダウン時間が3分から1分30秒に減少しました。
◆今後の影響について
間違いなく強化なのですが、ローバの問題はジャンプリングの使い勝手の悪さなのでこちらを修正しない限り使われることはないでしょう。
なので、影響はありません。
ジブラルタル
◆変更点のまとめ
ウルトのクールダウン時間が3分から4分30秒に増加しました。
◆今後の影響について
こちらは反対に間違いなく弱体化なのですが、ジブラルタルの強さはドームシールドにあるのでこちらが修正されない限りピック率が下がることはないでしょう。
なので、影響はありません。
バンガロール
◆変更点のまとめ
ウルトのクールダウン時間が4分30秒から3分に減少しました。
◆今後の影響について
バンガのウルトは使い勝手が悪いので、回転率が多少上がった程度ではピック率が上がることはありません。
なので、影響はありません。
ワットソン
◆変更点のまとめ
ワットソンのウルトでコースティックのガストラップを打ち落とせるようになりました。
◆今後の影響について
敵にコースティックがいた場合、場所によってはガスで室内を制圧されてしまうことがありました。
しかし、パイロンがガストラップも無効化できるようになったことにより、先に室内を制圧できていれば横取りされることがなくなるでしょう。
ただ、この強化はピンポイントすぎてこれだけでピック率が上がるとは思えません。
しかし、コースティックのガスはワットソンの天敵だったため、ワットソン使いが戻ってくる可能性は大いにあります。